100318_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月18日 |
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インテル |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
デスクトップPC向け32ナノプロセスによる6コアプロセッサ
インテル(日本法人=東京都千代田区、吉田和正社長)は17日、デスクトップPC向けプロセッサ製品のフラグシップ品に位置付ける「インテルCore i7―980X エクストリームエディション」を発表した。同社初の32ナノプロセスによる6コア搭載品で、大きな性能アップを実現した。価格は1千個受注時9万760円。
Core i7―980Xは、新しいマイクロアーキテクチャを導入した「新2010インテルCoreプロセッサファミリ」の最上位に位置する製品。ハイパースレッディング技術による12スレッド同時処理などにより、画期的な処理性能を実現している。
動作周波数は3.33ギガヘルツでオーバークロック動作にも対応。同社の試作PCでは、4.3ギガヘルツ以上の動作を実現している。また処理に応じて、動作周波数を速める「ターボブーストテクノロジー」にも対応している。
従来の最上位品「Core i7―975」(4コア搭載)に比べ、フルHDの動画コンテンツ5本を組み合わせた編集作業時間を30%以上短縮できるなど、大容量、高品質のデータ処理用途で大きな性能向上が図れる。
吉田社長は「新2010インテルCoreプロセッサファミリは1月の発売以来、順調に販売数を伸ばしている。i7―980Xをはじめとして、10年は新たなPCの利用形態をユーザーに提案したい」としている。
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