100305_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月5日 |
100305_02 |
アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
自動車機器用 |
重作動力タイプの車載向けタクトスイッチ「SKPRシリーズ」
アルプス電気は4日、作動力5Nの重作動力タイプの車載向けタクトスイッチ「SKPRシリーズ」を開発、今月からサンプル出荷および量産開始すると発表した。サンプル価格は50円(税込み)。10年9月には角田工場(宮城県角田市)で月産100万個の生産を予定する。
最近の車は、快適性向上のため、ドライバーがインストルメントパネルに手を伸ばさずにオーディオやエアコンを操作できるよう、ステアリングホイールに多様なスイッチ類が搭載されるようになっている。運転者の手元と距離が近いこれらのスイッチには、運転時に誤って手が触れることでの誤動作を防ぐため、重い作動力が求められる。長期にわたり高頻度で使用されるため長寿命も重要。
新製品はこうしたニーズに対応した、5Nの作動力と10万回の作動寿命を兼ね備えるタクトスイッチ。新しい小型ラバースプリングを設計し、品質工学、解析技術、3D―CAD技術を駆使することで重作動力と長動作寿命の両立を実現した。このラバースプリングは、車室内の静粛性と高級感を作り出す小さな操作音と滑らかな押し心地も実現する。
銀接点採用により接触抵抗を100mΩに抑え、同製品で操作する車載機器内の回路設計をしやすくした。独自の薄肉成型、精密プレス加工、自動組み立て技術により、重作動力ながら横7.8×縦7.5×高さ6.5ミリメートルの小型化を達成し、省スペース化に貢献する。ストローク1.0ミリメートル。最大定格50mA16VDC。
用途は、ステアリングスイッチ、カーAV/エアコン機器、そのほかの車載関連操作スイッチ。
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