電波プロダクトニュース
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世界最小レベルのストロボ用昇圧トランス「C3-T2.5R」 ミツミ電機はこのほど、同社従来品比で実装面積を43%削減した世界最小レベルのストロボ用昇圧トランス「C3−T2.5R」を開発した。用途は、カメラ付き携帯電話ストロボ部のコンデンサ充電用。4月から量産開始する。 従来の携帯電話ストロボ用昇圧トランス「C4−T2.5R」はデジタルカメラとの兼用設計になっていたため、薄型携帯電話で使用するには形状がネックとなっていた。 今回、携帯電話向け専用仕様として新たに実装面積を大幅に低減した世界最小レベルの3.4ミリ角ストロボ用昇圧トランスを開発したもの。 特徴は(1)巻線からげ端子と実装端子を分離した端子構造(断線対策) (2)サンドイッチ巻き構造により高効率化を実現 (3)最適コア構造設計により大電流化を実現(1Amax)。サンプル価格は100円(消費税別)。生産計画は、今年4月からミツミフィリピンで月産100万個を予定。 主な仕様は、許容電流1Amax。充電電圧350Xmax。巻線間耐圧500X/1分間(絶縁破壊が無いこと)。外形寸法3.4x3.4x高さ2.5ミリメートルmax。 すでに海外メーカーの携帯電話ではキセノンストロボを搭載したモデルが量産されている。今後、カメラの高画素化が進み、携帯電話搭載カメラの内蔵ストロボは指向性が優れた光源と高輝度化が求められ、デジタルコンパクトカメラ画質を意識したキセノンストロボ付き携帯電話が増加していくことが予想されている。 |
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