100129_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月29日 |
100129_03 |
三洋半導体 |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
耐圧600VのゲートスイッチングドライバーIC「TND522VS」など2品種
三洋半導体は、600Vの高耐圧ゲートスイッチングドライバーICとして業界最小サイズの「TND522VS」と、高信頼性を誇る「TND519SS」の2製品のサンプル出荷を開始した。幅広い用途でのパワーMOSFET、IGBTなどのゲートドライブに用いることができる。量産は3月から。
高耐圧品として業界最小サイズ(2.8×2.9ミリVEC8パッケージ)を実現したハイサイドドライバータイプのTND522VSは、2マイクロメートルの高耐圧微細プロセスを新たに採用。同社従来製品に比べ、73%の実装面積削減と83%の軽量化を実現した。
出力電流は200mAで、後段にトランジスタを追加することで5A程度の出力も小スペースで可能。エアコン、電動自転車などのモーター制御から、太陽光発電パワーコンディショナなど高電流、高電圧電源にも適用できる。
ハーフブリッジドライバータイプの「TND519SS」も、600V、400mAの高出力ドライブで幅広い用途をカバーする。同製品はハイサイドとローサイドの同時オン防止回路を、通常の入力部ではなく、出力部に配置する独自構造を採用。これにより、入力部に侵入するノイズだけでなく、まれにIC自体に入り込んでくるノイズ(内部ノイズ)の影響による同時オン状態を防ぐことができ、高い信頼性を実現する。
TND519SSは5.0×6.0ミリサイズのSOP8パッケージを採用。両製品とも入力電圧範囲は0.8―3.0Vと低電圧対応となっている。サンプル価格は同522VSが100円、同519SSは200円。 |