電波プロダクトニュース
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鉄道向けSiCダイオード搭載の1200A/1700Vのパワーモジュール 三菱電機は20日、SiC(炭化ケイ素)ダイオード搭載によりSi(ケイ素)デバイスのみでは実現できない低損失で1200A/1700Vという大容量パワーモジュールの開発を発表した。SiCのダイオードとSiのIGBT(絶縁型バイポーラトランジスタ)と組み合わせた。同社はこれを用いたインバータで鉄道車両用モーターの300kWにおける安定駆動の確認にも成功。「さらに低損失化と信頼性検証技術を進め、鉄道車両用などの大容量インバータの早期実用化を目指したい」(先端技術総合研究所パワーエレクトロニクス開発センター・小山健一センター長)。 三菱電機は1990年代初頭からSiCデバイスの開発に着手、家電から産業機器、自動車など産業用分野まで独自のSiCパワーエレクトロニクス技術を適用、省エネに貢献してきた。社内のシナジー効果を生かし、チップ・モジュールから機器・システムまでを一貫開発できるのが強み。
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