100115_06
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月15日 |
100115_06 |
サムスン電子 |
ユニット |
記憶ユニット |
移動体通信機器用 |
30ナノ技術による64ギガB「moviNAND」と32ギガBマイクロSDカード
【ソウル支局】韓国のサムスン電子は13日、30ナノメートル級プロセスによるNAND型フラッシュメモリーをベースとしたモバイル機器向けの小型・高密度メモリーソリューション、64ギガバイト「moviNAND」と、32ギガバイトマイクロSDカードの2種を発表した。
新ソリューションは、業界に先駆けサムスンが導入した30ナノメートル級プロセスによる先進32ギガビットNAND型フラッシュメモリーをベースとする。
64ギガバイトの「moviNAND」は、32ギガビットの多値セル(MLC)NAND型フラッシュメモリー16個とコントローラ、計17ダイを、最先端パッケージ技術により積層した製品で、厚さわずか1.4ミリ。
新製品のリリースで、サムスン独自の組込みメモリー「moviNAND」のラインアップは、4、8、16、32、64ギガバイトとなる。64ギガバイト製品は昨年12月から既に、量産体制に入っている。
一方、32ギガバイトのマイクロSDカードは、32ギガビットのNAND型フラッシュを8個、カードコントローラ1個を積層。これまでマイクロSDカードは、40ナノメートル級プロセスによる16ギガビットのNAND型フラッシュをベースとした容量16ギガバイト製品が業界最高密度とされていたが、サムスンは今回の新製品で、最高密度を大幅に更新した。
新製品は厚さ1ミリ。モバイル機器への挿入部分はわずか0.7ミリだ。今月、開発されたばかりの同製品は、OEM向けにサンプル出荷中。量産は来月となる見込み。
米調査会社アイサプライによると、容量32ギガバイト以上のメモリーカード向けNAND型フラッシュメモリーの出荷数は、16ギガビット換算で10年の5億3千万個から13年には95億個に達する見込みという。
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