100111_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月11日 |
100111_01 |
アナログ・デバイセズ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
FMCWレーダーシステム向けPLLシンセザイザ「ADF4158」
アナログ・デバイセズ社は、周波数変換連続波(FMCW)レーダーシステムを柔軟にコスト効率よく構築できるPLLシンセサイザ「ADF4158」を発売した。
価格は1千個受注時4.88ドルとなる。
FMCWレーダーシステムは自動車、宇宙航空、産業、通信の各用途で、屋外にある物体の相対的な距離や速度を遠隔測定するために用いられている。従来のパルス方式のレーダーに比べ、低コストで、低いパワーレベルでの物体の検知、距離測定ができる利点がある。
一方で、FMCWレーダーシステムは無線装置として極めて高い性能が要求され、現在用いられているVCO(電圧制御発振器)の直線性に性能が左右されやすく、設計が複雑、高コストになるという課題があった。
新製品ADF4158は、プログラム可能な6.1ギガヘルツのデバイス。新製品を用いたFMCWレーダーシステムの構築はVCOの直線性には全く依存せずに、高い直線性のランププロファイルを生成するため、レーダーの分解能の改善とシステムのキャリブレーションに伴うコスト高と複雑さを低減する長所をもたらす。
BiCMOSプロセス技術を採用し、競合デバイスの3分の1程度という手ごろなコストでの実装を可能にする。
電源電圧は2.7―3.3V。パッケージは、4ミリ角サイズの24ピンLFCSPパッケージを採用している。
|