HDMIケーブルの最新規格Ver.1.4ハイスピードの「タイプAケーブル」

　トキワ電気（大阪市城東区関目６―１０―５、口野孝社長）は、ＨＤＭＩケーブルの最新規格Ｖｅｒ１.４認証を取得した「ＨＤＭＩＡケーブル」の出荷を開始した。

　 新規商材として力を入れているＨＤＭＩケーブルのラインアップ。最新規格Ｖｅｒ１.４ハイスピード　ＨＥＣ（ＨＤＭＩ　Ｅａｔｈｅｒｎｅｔ　Ｃｈａｎｅｌ）認証取得品。まずＴｙｐｅＡを１２月に出荷した。２月にコネクタの大きさがＴｙｐｅＡの半分のＴｙｐｅＣの出荷を開始。４月にはコネクタの大きさがＴｙｐｅＡの４分の１のＴｙｐｅＤの出荷を始める。すべてＯＥＭ供給。

　 Ｖｅｒ１.４ＴｙｐｅＡの出荷は国内では２社目。ＴｙｐｅＤの認証取得は国内で初めて。

　 口野社長は「ＨＤＭＩケーブルは据置型ＢＤレコーダとＴＶの接続やＤＳＣ、ＤＶＣなどモバイル機器とＴＶの接続に需要が広がっている。これからは携帯電話との接続用途も増えてくる。増大するＨＤＭＩケーブルの需要にしっかりとした品ぞろえで応えていく。ＨＤＭＩケーブルのほか、ＵＳＢケーブルやＡＶ（ＲＧＢ）ケーブルなどを合わせると現在、月６０万本から７０万本のケーブルを供給している」と話している。

　 ＴｙｐｅＡはスタンダード品（コード長さ３メートルと５メートルの２サイズ）、フリーアングル品（同３メートル）、フラット高級ケーブル品（同５メートルと１０メートルの２サイズ）の５品種。ＴｙｐｅＣはスタンダード品（同１.５メートルと３メートルの２サイズ）の２品種。ＴｙｐｅＤ（同１.５メートル）の１品種を取りそろえた。