65インチフルHD対応の3D・LCDパネル

　台湾のＬＣＤパネル大手、友達光電（ＡＵＯ）はこのほど、６５インチのフルＨＤ対応３Ｄ・ＬＣＤパネルを開発、１０年下半期から量産を開始する計画を明らかにした。

　 同パネルは、３Ｄ眼鏡を使用するパターン・リターダ方式の製品。ＡＵＯは既に、レンチキュラレンズを使用した６５インチ３Ｄ・ＬＣＤパネルも開発、こちらは１０月に横浜市で開催された薄型パネルの展示会「ＦＰＤインターナショナル２００９」で披露している。

　 同社は、薄型パネル業界の今後の技術開発は、高解像度と３Ｄディスプレイが中心になるとみている。