電波プロダクトニュース



091215_08
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
12月15日091215_08 岡谷電機 接続部品 プリント配線基板 一般産業用

インパルス電流耐量8/20μs-2千Aのチップサージアブソーバ「RHCA7044」



 岡谷電機産業は、チップサージアブソーバの生産能力を10年度上期に月間2千万個に引き上げる計画だ。誘導雷サージ保護を目的に開発したが、ここにきて幅広くカバーできる製品がそろったことを背景に事業拡大を推し進めるもの。特に通信分野での需要増に期待する。

 同社のチップサージアブソーバ「RHCAシリーズ」は、優れたサージ抑制性能と同時にAC耐圧試験などの絶縁性能試験にも対応しており、十分なインパルス電流耐量を併せ持っている。

  既に3.2×1.6ミリメートルの小型品から品ぞろえを充実。先にはインパルス電流耐量が8/20μs―2千Aを実現した「RHCA7044」をラインアップした。

  「通信分野の高速化に伴い、当社のギャップ方式のサージアブソーバが誘導雷サージ対策に効果的。これまで月間1千万個体制だったが、通信分野での市場開拓を積極的に展開し、一気に生産を伸ばしたい」と丸山律夫会長は話す。

  同社は、ノイズフィルターなどのノイズ対策、LEDといった表示、光センサーなどのセンサー事業とともに、サージ対策を一つの事業として位置付けている。

  これまでは各種電源向けを中心にサージ対策事業を伸ばしてきたが、セラミック封止のチップサージアブソーバ「RHCAシリーズ」のラインアップによって一気に事業を拡大したい考えだ。





| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |