091215_06
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月15日 |
091215_06 |
田中貴金属工業 |
電子材料 |
電子材料 |
一般産業用 |
ウエハーレベルでメタル接合可能なパワーデバイス素子接合材料
田中貴金属工業(岡本英彌社長)は、ウエハーレベルでもメタル―メタル接合が可能なサブミクロン金粒子によるパワーデバイス素子接合材料の提供をこのほど開始した。
開発された新技術は、サブミクロン金粒子スラリーにデバイス素子を載せ、加熱・加圧するだけで安定的なメタル―メタルダイボンド接合を可能にする。サブミクロン金粒子による接合は、従来のスズ系ハンダ接合と比較して約20倍の疲労強度を有するため、過酷な使用環境でも強い接合強度を維持できる。
また、高温接合強度も、130度Cでシェア強度43MPaとスズ系ハンダの約2倍の強度を有し、さらにスズ系では溶解し、接合できないSiC系パワー半導体動作温度300度Cでも30MPa程度の強度が維持できるため、次世代半導体接合のソリューションとなる。
同社では次のような用途を見込む。MEMSとLSIの接合、MEMS向け気密封止、パワー半導体ダイボンド接合、電極接続(異材質基板同士)、LEDダイボンド接合、など。
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