電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月5日091105_01 東京エレクトロンデバイス ユニット その他 一般産業用

サイドチャンネル攻撃評価と部分再構成評価ボード


 東京エレクトロンデバイス(TED、砂川俊昭社長)は、産業技術総合研究所(野間口有理事長)が開発したサイドチャンネル攻撃評価と部分再構成評価ボード「SASEBO―GU」を自社ブランド“インレビアム”として製品化、10年1月から販売開始する。

  産総研は米ザイリンクスのFPGA「Virtex」と「Spartan―3A」をこれらの評価ボードに採用した。これを受けて販売代理店のTEDやアヴネット・エレクトロニクス・マーケティング(EM)も関連ボードを開発、販売する。ユビキタスネットワーク社会を支える重要な基盤技術の一つである暗号モジュールの安全性評価における国際標準化活動への貢献が期待される。

  SASEBO―GUは、メーン回路部にVirtex―5LX30/LX50をインターフェイス回路部にSpartan―3Aを搭載して、サイドチャンネル攻撃評価だけでなく、部分再構成の評価実験を可能にした。Virtex―5には電力モニター用の観測ポイントを複数設け、組込みプロセッサを実装、またデータ格納用のSRAM、ユーザー用のLEDやI/Oを備え、各種インターフェイスの増設も可能。

  TEDが販売する評価ボードは、サイドチャンネル攻撃評価用がTD―BD―SASEBOG2―01(9万5千円)と同02(15万円)、部分再構成用がTD―BD―SASEBOG2―11(9万5千円)と同12(15万円)の4種類。

  国内の暗号ハードウエア開発や部分再構成の研究を目的とする企業や大学を中心に販売する。今後、暗号モジュールのソースコードや部分再構成用のサンプル回路とマニュアル・テストデータなどを一式にしたトレーニングの提供など、顧客へのサポートを充実していく予定。


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