091104_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月4日 |
091104_02 |
ウオルフソン・マイクロエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
デジタル情報家電用 |
次世代アプリ向けパワーマネージメントIC「WM8320」
英国のデジタル民生機器向けミックスド・シグナル半導体メーカー、ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスは、パワーマネジメントIC(PMIC)の新製品「WM8320」のサンプル出荷を開始した。ARMプロセッサをベースに、低コストソリューションを提供できる製品として、日本市場においては、ハンディな民生機器を中心に需要を期待している。
WM8320は、バッテリおよびプロセッサからより高い性能を引き出す「BuckWise」レギュレータ・テクノロジーを搭載。これにより、低電圧向けにバレイ・モード・コントロールを集積、次世代のアプリケーション・プロセッサ(0.5V)向けに将来確実なデザインができる。PMICとして様々な製品機能のオン/オフ時に発生する所要電力の変化に対応する。
OTP(ワン・タイム・プログラマビリティ)は、様々なプロセッサ・モデルとアプリケーションを組み込めるようにハードウエア構成ができるのも特徴。
同社は1984年の設立。オーディオやイメージング技術に優れ、携帯電話、MP3プレヤー、液晶TVなどに採用され、グローバルに販売、開発拠点を展開している。早くから日本市場に着目、01年に日本法人(森義之代表取締役)を設立した。現在、日本の販売比率は約20%を占め、重要な市場。先ごろ、日本の顧客にセールス・プロモーションを行った本社グローバル・アプリケーション担当ディレクターのニック・ロッシュ氏は「日本においては、既にフィールドへのアプリケーション技術を持つテクニカル・チームによる強固なサポート体制ができ上がっている。日本市場は、当社製品にとって大きな成長性が見込め、今回の新製品でさらにビジネス拡大を加速させたい」と、日本市場におけるビジネス拡大に強い意欲を語った。 |