091008_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月8日 |
091008_02 |
エプソントヨコム |
受動部品 |
発振子・共振子、振動子 |
自動車機器用 |
車載向け125度C保証の音叉型水晶振動子「EC-13A」
エプソントヨコムは、車載向けの用途に125度Cの高温度で動作を保証する音叉型水晶振動子「FC―13A」を商品化した。10年1月から量産する。サンプル価格は300円。
出力周波数は32.768キロヘルツ。サイズは3.2×1.5×0.9ミリメートル。周波数許容偏差プラスマイナス20× 10のマイナス6乗、動作温度範囲マイナス40―125度Cを実現した。
車載向けアプリケーションの多機能化が進んでおり、サブクロック・時間管理機能の主要部品である32.768キロヘルツ水晶振動子は、小型で高温度環境下における高い信頼性の要求が高まりつつある。さらに、ハイブリッドカーや電気自動車の普及が進む中、電源監視機能をはじめとした新しい用途も拡大している。また、環境側面より製品自体に鉛を含まない製品の実現が重要な課題だった。
これらの市場要求に対し「FC―13A」では、QMEMS技術を駆使し同社従来製品(MC―30A)と比べ、パッケージ容積比で10分の1以下とした。
また、同社独自のパッケージング技術により、動作温度範囲マイナス40―125℃に対応し、車載アプリケーションに最適な高性能・高信頼性を実現した。
さらに、同製品は車載向け電子デバイスの品質規格であるAEC―Q200に準拠するとともに、EU、RoHS指令とELV指令に対応した鉛フリー化を実現している。
|