「コンティニュア規格」対応ポータブルメディカル機器用評価ボード

　リョーヨーセミコン（東京都中央区、渡辺一喜社長）は、健康管理機器間や健康管理機器とＩＴシステムとの相互接続を実現する「コンティニュア規格」に対応したポータブルメディカル機器用評価ボードを発売した。同規格対応の血圧計、歩数計などの機器の開発、評価が容易に行える。

　発売した評価ボードは、フリースケール社のＵＳＢ２.０対応８ビットマイコン「ＭＣ９Ｓ０８ＪＭ６０」、圧力センサー、３軸加速度センサー、キー制御用の近接センサー、ＬＣＤを搭載。ソフトウエアとして、血圧計や歩数計用のサンプルソフトも提供する。

　同マイコンは、コンティニュアヘルスアライアンスが健康管理機器間の相互運用を可能にするために策定した「コンティニュア設計ガイドライン第一版」に基づくＵＳＢスタックを搭載している。

　ボードサイズは６０×９０ミリ。リョーヨーセミコンでは、各種カスタム仕様のハード設計など受託開発にも対応する。