090803_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月3日 |
090803_02 |
リニアテクノロジー |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
移動体通信機器用 |
携帯機器向け多機能パワーマネジメントIC「LTC3577」ファミリー4モデル
リニアテクノロジーは、リチウムイオン/ポリマー電池を使用する携帯機器用途向けに多機能パワーマネジメントIC「LTC3577」ファミリー4モデルを発売した。1000個購入時の参考価格は520円から。
LTC3577ファミリーは、USB互換の「リニアPowerPathマネージャ」、スタンドアロンバッテリーチャージャ、過電圧保護機能、10―LEDドライバー、プッシュボタンオン/オフ制御機能、3個の高効率同期整流式降圧レギュレータ、電流制限付き150mAデュアルLDOを搭載。4ミリ×7ミリ×0.75ミリのQFPパッケージに収める。
降圧レギュレータの出力電圧は0.8Vからバッテリ電圧まで調整でき、出力電流は800mAが1個、500mAが2個となっている。
同ファミリーは、自動的に負荷を優先する「PowerPathマネージャ」により、ACアダプタ電源から最大1.5A、USBポートから最大500mAのバッテリ充電電流を供給しながら、負荷に電力を供給するための複数の入力電源間移行をシームレスに管理する。
最大5.5Vの入力に対応。デバイスの瞬時オン動作により、バッテリが完全に放電されているときでも、システム負荷の電源を確保する。自動制御動作により、設計を簡素化し、充電終了用の外付けマイコンは不要。
過電圧保護(OVP)コントローラにより、最大30VまでのACアダプタ/USB入力に対応しデバイスを保護できる。高温時にバッテリ電圧を下げることで、バッテリの安全性と信頼性を向上させる。
同ファミリー4種のうち。LTC3577―1と同―4は4.1Vのバッテリフロート電圧を特徴とし、バッテリのサイクル寿命を延ばし、高温時の安全性を高める。LTC3577と同―3は、バッテリフロート電圧が標準的な4.2Vで、動作時間を最大限に延ばすことが可能。同―3と同―4は「SiRF Atlas W チップセット」に対応している。 |