世界最低背の細線同軸コネクタと０．３ミリピッチのコネクタ

　第一精工の子会社、アイペックス（町田市、片淵健二郎社長）は、世界最低背の０.４ミリピッチ細線同軸コネクタと、世界最小クラスの０.３ミリピッチ細線同軸コネクタを開発し、今夏から量産を開始する。

　世界最低背の０.４ミリピッチ細線同軸コネクタは、嵌合高さ０.９ミリｍａｘの「ＣＡＢＬＩＮＥ―ＵＢ�U」。携帯電話の液晶基板など、装置の薄型化を可能にする

　世界最小クラスの０.３ミリピッチ細線同軸コネクタは、通過ヒンジ内径φ２.７１ミリ（ケーブル外径０.２９ミリ／ｍａｘ、４０芯）の「ＣＡＢＬＩＮＥ―ＵＡ�U」。携帯電話などコネクタ結線後の細径ヒンジ通しを実現できる。

　ＣＡＢＬＩＮＥ―ＵＢ�U／ＵＡ�Uともに、接触信頼性に優れたＷ―Ｐｏｉｎｔコンタクト構造を採用。多点ＧＮＤ構造により安定したグランド特性を確保した。コンパクトなデザインに仕上げながら結線性を考慮した設計を実現した。ハーネス生産効率に貢献し、トータルコストメリットを提供できる。