090713_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月13日 |
090713_01 |
太陽誘電 |
受動部品 |
コンデンサ |
移動体通信機器用 |
携帯機器向け0.47Fの薄型積層セラミックコンデンサ「AMK105BJ474MC」
太陽誘電は、携帯電話など高密度実装が要求される小型携帯機器のIC電源ライン向けに、1005サイズ・薄さ0.22ミリメートルの商品で業界最高となる0.47マイクロFの静電容量を実現した薄型積層セラミックコンデンサ「AMK105BJ474MC」を商品化した。
今回のラインアップ強化により、従来品の「AMK105BJ225MP」(1.0×0.5×0.33ミリメートル、厚みは最大値、静電容量2.2マイクロF)、「AMK107BJ106MK」(1.6×0.8×0.5ミリメートル、厚みは最大値、静電容量10マイクロF)に代表される1005サイズで薄さ0.22ミリメートルと0.33ミリメートル、1608サイズで薄さ0.5ミリメートルの3サイズ12商品の大容量低背積層セラミックコンデンサを積極的に展開する。
8月から、玉村工場(群馬県佐波郡玉村町)で、1005サイズ・薄さ0.22ミリメートルの3商品の量産を開始。3サイズ合わせて月産1000万個の量産体制を構築する。サンプル価格は、1005サイズが4円、1608サイズが10円。
高機能携帯電話やスマートフォンは、大きな液晶画面でのインターネット接続や映像、音楽鑑賞、高画素の写真撮影などの機能を増やし、小型、薄型化とともに、液晶画面の大型化やカメラの高画素化などの高機能化が進んでいる。
機器の高機能化に伴う大型化を避けるため、液晶ディスプレイモジュールやカメラモジュールには、今回ラインアップを強化した低背積層セラミックコンデンサに代表される低背の面実装部品を使用するニーズが高まっている。これらの低背部品を使用することによって、より効率的な部品配置を行うことが可能となり、そのことが機器の小型、薄型化と高機能化を両立できるというメリットにつながると考えている。
同社では、84年のニッケル電極大容量積層セラミックコンデンサの商品化以来、積層セラミックコンデンサの材料技術やシート薄層化技術などを高度化することで小型化、大容量化を進めてきた。今回の低背積層セラミックコンデンサでも、これらの技術を展開した。
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