090706_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月6日 |
090706_01 |
ルネサス |
半導体集積回路 |
専用IC |
自動車機器用 |
車載モーター駆動用高出力HブリッジドライバーIC「R2J25953」
ルネサス テクノロジ(塚本克博会長)は、低損失と業界最小サイズを実現した車載モーター駆動用高出力HブリッジドライバーIC「R2J25953」を製品化、今月30日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は700円。
12年1月から月産5万個で量産開始、14年1月には月産60万個を予定。
新製品は四つの低損失パワーMOSFETと一つのドライバーICを小型パッケージに集積し制御ユニットの小型化、低損失化を図ることができる。最大電流50Aの高出力品は国内初。主な用途は、パワーウインドー、電動ドアなどの車載DCモーター駆動向け。
従来のパワーMOSFET4素子とドライバーICの合計5チップを実装した場合と比較し、30%以上実装面積を低減でき、制御ユニットを小型化する。パッケージの外形寸法は、15.9×14.2×3.5ミリメートル。0.65ミリメートルピッチ。
オン抵抗は、ハイサイド用MOSFETで16mΩ、ローサイド用MOSFETで11mΩ(max)と低い。スイッチング時の貫通電流防止および出力OFF時の回生駆動によりPWM(パルス幅変調)駆動時の損失についても大幅に低減。待機時の消費電流は、ドライバーIC回路の設計最適化により30μA(max)と低く、システム低電力化に貢献する。
各種内部保護機能を内蔵し、システムの保護を実現している。 |