090701_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月1日 |
090701_02 |
パナソニック電工 |
ユニット |
センサーモジュール |
自動車機器用 |
カーエレクトロニクス向け2軸加速度センサー「GS2」
パナソニック電工は、静電容量方式を採用し、オフセット温度特性がプラスマイナス38mg(Typ.=代表値)(gは重力加速度)と業界最高クラスの精度を実現した「2軸加速度センサー GS2」をきょう7月1日から発売する。優れたオフセット温度特性によりカーナビゲーションなどのカーエレクトロニクス機器への提案を図る。
新製品は、外気温による動作性能のばらつきを抑え、高精度を実現。また外部環境の変化にかかわらず一定の性能を実現できるので、様々な環境下で使用されるカーエレ機器に適している。
また、外部衝撃に強い5000g以上の耐衝撃性能と2重構造・内部シールド構造により、湿度やほこり、輻射ノイズに対し優れた保護構造を実現し高い信頼性も確保した。
さらに感度は1V/g・1・333V/g(電源電圧5V品の場合)と高感度で、傾斜分解精度を高める。感度幅はプラスマイナス2.5%とばらつきを抑え、設計を容易にする。
サイズは6.2×8.5×1.6ミリメートルと小型で、機器の高機能化や小型化に貢献できる。
近年、カーナビは高機能据置型と簡易かつ安価なポータブル型の2極化傾向にあり、特に高機能据置型では位置精度向上、センサー設置方向に対する取り付け自由度の向上など高付加価値化、カーセキュリティ市場では高級車盗難対策としてセキュリティ機能向上への対策が求められる。
同社ではカーナビゲーション向けに1軸加速度センサー(05年10月発売)での実績を持つが、高付加価値化ニーズに対応すべく、高精度・高感度・高信頼性を先進のMEMS技術により実現させた。
カーエレ機器にとどまらず、建機・農機・福祉関連車両などにおいても傾斜検知による乗員・車両安全ニーズや、水準器をはじめとした計測器など精密な傾斜検知を必要とするニーズにも対応できる。 |