電波プロダクトニュース
高周波回路用0603サイズのチップインダクタ「LQPシリーズ」
村田製作所は、厚膜工法でQ値を従来品比約10%高めた高周波回路用0603サイズのフィルムタイプチップインダクタ「LQPシリーズ」を開発し、6月から量産を開始する。 携帯電話用高周波モジュール、携帯電話、デジタルテレビチューナモジュール、W―LANモジュール、ブルートゥースモジュールなどに供給する。 月産2千万個でスタートする。サンプル価格は10円となっている。 独自の最新微細加工技術を用い、内部構造を見直し、0.6×0.3×0.3ミリの極小サイズに最適なコイルを形成。高周波回路用インダクタに厚膜工法を採用しているのは同社だけ。インダクタンス値0.6―56ナノH。 インダクタンス偏差はプラスマイナス0.2ナノH(0.6―3.9ナノH)、プラスマイナス5%(4.3―56ナノH)。
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