090513_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月13日 |
090513_02 |
SMK |
ユニット |
入力・出力ユニット |
自動車機器用 |
車載仕様の高耐熱フィルム+ガラスタッチパネル
SMKは12日、車載純正仕様のフィルムプラスガラス高透過低反射タッチパネルの受注活動を開始したと発表した。今後、フィリピン工場で月産10万台を生産していく計画。
車載用途、特にライン純正用途のタッチパネルは高耐熱性が求められ、使用温度範囲マイナス30―プラス85度C、保存温度範囲マイナス40―プラス95度Cと厳しい仕様によって、耐熱性の高いガラスプラスガラスタッチパネルが採用されている。このため、廉価で耐熱性のあるフィルムプラスガラスタッチパネルの製品化が求められていた。
新製品はこうしたニーズに対応したもので、フィルムプラスガラス構成ながら、構造の改良により耐熱性を上げ、ライン純正用途にも対応可能とした。
車載用ディスプレイは、外光の反射により視認性が大きく劣化するため、ディスプレイに搭載されるタッチパネルにも低反射が要求される。従来は、タッチパネルに偏光板などのフィルムを張り合わせることで低反射を実現していた。
新製品は、偏光板を使用せずフィルムおよびガラスの透過率、反射率を改良することで、偏光板を使用したタイプと同レベルの反射率7%まで改善した。透過率は、偏光板使用のガラスプラスガラスタッチパネルの75%と比べ、87%と10%以上向上している。
ガラスプラスガラス偏光板タイプに比べ、低コスト化が可能。カーナビ純正の厳しい温度環境に対応。軽いタッチでの入力が可能。防汚対応も可能。生産能力は、6.5イン
チ 換算で月産10万台。
仕様は、使用温度範囲はマイナス30―プラス85度C、透過率84―87%、反射率7―11%、入力荷重0.05―1N、ゴム打鍵寿命100万回以上。
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