電波プロダクトニュース
090423_03
車載ネットワーク向けIDB1394規格準拠のコントローラIC「MB88395」 FMLは、車載半導体事業として、ボディー、ダッシュボード、シャーシ、マルチメディアの4分野に注力。今回発表した1394AutomotiveコントローラLSI「MB88395」は「世界標準に準拠した製品でグローバルナンバー1を目指す、という車載半導体事業戦略に基づき開発した」(基盤商品事業本部自動車事業部独古康昭事業部長)という車載マルチメディア機器向け製品。 最大の特徴は、従来比2倍となる伝送速度800メガbpsに対応し、今後車載市場でも普及が見込まれるHD画像の伝送に対応した。また、富士通研究所が開発した「SmartCODEC」を搭載し、HD映像(BT・601)を最大4分の1程度圧縮可能。さらに圧縮伸長処理時間は合計で2―3ミリ秒と、視界補助用のカメラ映像伝送にも対応できるリアルタイム性を備える。 その結果、非圧縮での伝送領域が885メガbps相当のブルーレイビデオ映像を2本と、同じく415メガbps相当のナビ画像1本を多重で伝送できる。 同LSIを用いることで、複数の映像と音声のストリームや機器制御用信号を従来のようにピアツーピアで結ぶのではなく1本のネットワークに集約でき、最大でワイヤハーネスを70%削減できる。またコネクタや各種部品の削減も可能で、システムコストも30%程度削減できるとしている。 サンプル価格は、1700円で、224ピン(0.8ミリピッチ)16ミリ角サイズのFBGAパッケージを採用している。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|