090407_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月7日 |
090407_01 |
インテル |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
処理能力現行の2倍以上のXeonプロセッサ17品種
インテル(日本法人=吉田和正社長)は6日、高性能サーバーなどエンタープライズ(企業)向けに“5500番台”のXeonプロセッサ(開発コード=Nehalem―EP、17品種)を発表した。09年後半からの量産開始を予定。
新製品は、約15年前にサーバー市場向けに投入したPentiumプロセッサ以来の革新的な性能向上を図った戦略製品。必要に応じ動作周波数を動的に変化でき、状況に合わせた処理性能を発揮できる「ターボブースド・テクノロジ」をはじめ「ハイパー・スレッディング・テクノロジ」、コアごとのパワーゲート機能、実行効率を向上した「バーチャライゼーション・テクノロジ」など複数の革新的な新技術を導入した。
45ナノメートル・ハイ―kクアッドコア・プロセッサでスマート&高性能、自律的な省電力性能、柔軟な仮想化環境を持つ「新世代のインテリジエント・サーバー・プロセッサ」(同社)。現行の5400番台に比べ2倍以上の処理能力を持ち、2ソケット・サーバーの性能における新基準を達成している。
また、将来の32ナノメートルプロセス品に対応したプラットフォーム「Nehalem―EX」(最大8コア、24MB共有キャッシュ)も次世代拡張型プラットフォームとして用意。
「5500番台はこの先10年間にわたって革新の基準となろう。パフォーマンスの向上、TCO(総保有コスト)の削減によりシングル・コアサーバーの更新期間を約8カ月間で回収できる。先進的なユーザーで理解、採用が見込まれ、業界からの幅広いサポートが期待できる」(インテル社パット・ゲルシンガー上席副社長兼デジタル・エンタープライズ事業本部長)。
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