090327_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月27日 |
090327_03 |
OKIセミコンダクタ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
パソコン・OA機器・LAN用 |
100ギガビットイーサ用と40ギガ光通信用EMLドライバーIC
OKIセミコンダクタ(榎本博社長)はこのほど、EMLドライバーICの新製品として、次世代の高速イーサネット規格である100ギガビット・イーサ用「KGA8105」と40ギガビット光通信用「KGA8205」を開発、サンプル出荷を開始した。量産出荷はいずれも6月から。
KGA8105は、25ギガbpsで動作するダイ形態の1チップ型EMLドライバーIC。基本素子には半導体基板にGaAsを用い、2次元電子ガス層をチャンネルに用いた高速化合物半導体「GaAsPHEMT」を使用。25.8ギガbps動作時、消費電力1.25W(出力振幅2.5Vpp)と高速・低消費な電力が得られる。ダイ形態および、今後4ミリメートル角のQFNパッケージ形態による製品の提供も計画している。
KGA8105を用いることにより、100ギガビット・イーサ用トランシーバで、高品質な光波形が得られるとともに小型化・低消費電力化が可能だ。
KGA8205は、40ギガbps光通信送信/受信モジュールのマルチソース・アグリーメントであるXLMD―MSA規格のドライバー内蔵EMLモジュールに搭載可能な1チップEMLドライバーIC。低消費電力1.1W(振幅2.3Vpp)を実現した。40ギガbps光通信市場でシェア50%以上を目指す。
▽EML=エレクトロ・アブソープション・モジュレイテド・レーザー。電界吸収型光変調器と、光源となるレーザー・ダイオードを集積した光半導体素子。 |