090305_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月5日 |
090305_03 |
東京エレクトロンデバイス |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
ダイナミックレンジ圧縮・画像処理技術とノイズリダクション実装LSI「TE3610PF」
東京エレクトロンデバイス(TED、砂川俊昭社長)は、英アピカル社(ミッチェル・タッシュCEO)が開発したダイナミックレンジ圧縮・画像処理技術とノイズリダクション(sinter)を実装した、自社ブランド“インレビアム”のLSI「TE3610PF」の販売を3日、開始した。国内、台湾、中国および北米市場で拡販、09年度に1億5千万円の売上高を見込む。
近年、映像機器では逆光や暗所などの環境化でも安定した高画質が求められるようになってきた。
アピカル社のiridix技術は、人間の網膜の動きを模倣した独自のアルゴリズムによる。人間の視覚システム(HVS)の研究により、網膜の映像のダイナミックレンジを自動的に調整する手法をモデル化したもので、フレーム内のエリアを参照しながらピクセル単位でリアルタイムに輝度を補正、自然なイメージを再現できる。
TE3610PFは、このiridix技術に加え、低ノイズリダクション「sinter」も搭載、画像圧縮前にセンサーノイズを取り除き、JPEG/MPEGの圧縮効率を向上した。監視カメラへの応用では、AFE(アナログフロントエンド)の後段につなげ、より情報量の多いRAWデータに対して補正を行うため、ダイナミックレンジ圧縮の効果を最大限に引き出すことができる。
主要ターゲットは、監視カメラ、車載カメラなどをはじめとしたセキュリティ関連機器やデジタルカメラなどの映像機器。
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