090305_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月5日 |
090305_01 |
富士通マイクロエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
専用IC |
自動車機器用 |
デジタルダッシュボード/カーナビ用グラフィックスLSI「MB86298」
富士通マイクロエレクトロニクスは、業界で初めてディスプレイ出力とビデオ入力を各4チャンネル備えたデジタルダッシュボード/カーナビ向けグラフィックスLSIを4月からサンプル出荷する。サンプル価格は7千円となっている。
新製品「MB86298」は、強力な映像入出力機能により、四つのディスプレイに表示しながら四つのビデオ入力を処理できる。
入力した映像を合成・変換して3次元グラフィックスとして描画でき、前後左右の四つのカメラからの入力を任意の形状や視点で表示することが可能だ。
各出力ポートに搭載する八つの階層表示と階層間ブレンド機能で、背景となる地図画面上に場所の説明やカメラの映像を重ねて表示する際、重ねた映像の輪郭をぼかすことで背景に溶け込んだ表現ができる。
描画性能として、業界最高クラスの毎秒400メガピクセルを実現。グラフィックスメモリーとして800メガヘルツ動作のDDR2SDRAMを採用し、最大毎秒6.4ギガバイトのデータ転送レートを達成している。
17ギガFLOPSの演算性能を持つプログラマブルシェーダーを搭載し、車体表面のような金属面もリアルに表現できる。
なお、業界標準APIである「OpenGL ES2.0」をサポートし、今後「OpenVG1.0」にも対応する予定。
90ナノプロセスを使用し、消費電力は4.0W。543ピンTEBGAパッケージを採用している。
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