090226_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月26日 |
090226_04 |
日本電気硝子 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
世界最薄の30マイクロメートルガラス基板採用、リチウムイオン二次電池
日本電気硝子は、岩手大学工学研究科(盛岡市)の馬場守教授と共同で、世界最薄の30マイクロメートルガラス基板リチウムイオン二次電池を実現したと発表した。
同社は、液晶パネルの基板として用いられるガラスの製造技術を応用して超薄板ガラスの製造に取り組んできたが、30マイクロメートルという薄さのガラスを開発した。
同ガラスは無研磨で表面が非常に平滑なため、薄膜形成の基板としては最適な材料となる。同ガラス基板上に、RFスパッタ方式で薄膜リチウムイオン二次電池を作製した。
フレキシブルな超薄型ガラス基板リチウムイオン二次電池の開発は、モバイル電子機器の薄型化や次世代ICカードの実現に寄与すると考えられる。
同社は、今回の技術は量産性の高いロール・ツー・ロール方式の製造プロセスによる生産の可能性も示し、太陽電池や有機EL素子など、より広範なフレキシブルガラス基板薄膜電子デバイスへの応用展開が期待できるとしている。
同技術は、27日まで東京都江東区の東京ビッグサイトで開催されている「第2回国際太陽電池展」に出展している。
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