090225_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月25日 |
090225_04 |
三洋半導体 |
半導体集積回路 |
専用IC |
デジタル情報家電用 |
衛星放送受信用ダウンコンバータ用のマイクロ波IC「SMA3101」
三洋半導体は、衛星放送受信用ダウンコンバータ用のマイクロ波ICで、業界最高性能の高利得25デシベルを広帯域にわたって実現するIFアンプ「SMA3101」を開発した。3月からサンプル出荷を開始し、1年後には月産300万個を計画する。
新製品は、衛星放送受信用ダウンコンバータのワールドワイドでの市場拡大、高コストで有害物質を含むガリウム・ヒ素に代わるシリコンデバイスの高周波化へのニーズなどに対応したもの。同業他社を3デシベル上回る25デシベルの高利得を、0.1―2.2ギガヘル
ツ の広帯域にわたり実現した。
実現にはベース・コレクタの濃度プロファイルの最適化、アップコレクタ構造などの低容量化などバイポーラトランジスタの構成効果技術。帰還抵抗の最適化、バイアス抵抗の最適化など高周波シミュレーション技術などが貢献している。
動作周波数帯域の上限は3ギガヘルツと高周波動作に対応。入出力整合の内部回路で実現できており、外付け調整部品なしで使用可能。
衛星受信用ダウンコンバータに必要な局部発信器用、ミキサー用、IFアンプ用デバイスを、環境に優しく、低価格なシリコン材料で提供できるのも大きなポイントだ。
既に好評を得ている局部発振器、ミキサーと合わせたソリューション提案で、世界シェア30%を目指す。 |