090224_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月24日 |
090224_02 |
ルネサス |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
電源ユニット向け連続モードインターリーブ方式の力率改善制御IC「R2A20114」
ルネサス テクノロジ(伊藤達会長&CEO)は、サーバーやエアコンなど大電力機器の電源ユニットの小型、高効率化、低ノイズ化を実現する連続モードインターリーブ方式の力率改善制御IC(PFC制御IC)「R2A20114」シリーズを開発、4月からサンプル出荷する。
8月から月産10万個で生産を開始し、11年10月には同200万個を予定している。
PFC制御ICは、交流(AC)を直流(DC)に変換する時に、入力電圧と入力電流の波形の違いにより生ずる無効な電力と高調波(50/60ヘルツの整数倍の正弦波)を低減するIC。
入力電圧と同様の波形になるように入力電流の波形を形成する。省エネ化や高調波に対する国際規制対応で、近年は電源ユニットへの搭載が一般化している。
入力電流の波形成形用に、対となる二つの昇圧回路が交互に動作するインターリーブ方式の採用で、入力リップル電流(脈動電流)を同社比4分の1まで低減した。
また、大電力を必要としない軽負荷時に片方の昇圧回路を停止する機能を搭載することで、全負荷領域での高い電力変換効率を実現している。約6デシベルの低ノイズ化も実現している。
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