低ノイズ2回路入りCMOS単電源オペアンプ「NJU7029」

　新日本無線は、今月から低ノイズの２回路入りＣＭＯＳ単電源オペアンプ「ＮＪＵ７０２９」の量産を開始した。

　 サンプル価格は６０円となっている。

　 新製品は、加速度センサー、振動センサー、光センサーの信号処理に使用できる性能を備える。１３ｎＶ/ヘルツ（１キロヘルツ　時）のローノイズ特性をはじめ、高利得帯域（３メガヘルツ　）、低電圧動作（動作範囲＝２.２―５.５Ｖ）といった特徴を持つ。

　 入力バイアス電流も、１ｐＡの高入力インピーダンス特性も備え、加速度、振動、光などの各種センサーの微小な入力信号でも誤差のない増幅を可能にしている。

　 電源電圧付近までの信号が扱える「出力フルスイング特性」を有している。入力オフセット電圧は５ｍＶ、オフセットドリフトは２μＶ/度Ｃ。

　 パッケージは３.５×６.４×１.２５ミリサイズの８ピンＳＳＯＰと、２.９×４.０×１.０ミリサイズの８ピンＴＶＳＰの２種類がある。