090108_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月8日 |
090108_01 |
東芝 |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
デジタル情報家電用 |
デジタルオーディオ向け32ビットRISCのCPUコア搭載マイコン「TMPM320C1DFG」
東芝はARM社の組込み向け32ビットRISC CPUコアを搭載し、144メガヘルツ動作を実現したデジタルオーディオ機器制御に適した汎用マイコン「TMPM320C1DFG」の製品化を発表した。
3月下旬からサンプル出荷を始め、7月から月産70万個の量産を開始するとしている。サンプル価格(税込み)は1500円。
新製品はCPUコアとして「CortexTM―M3」を、メディアインターフェイスとしてHi―Speed USB/SDカードのホストコントローラを、メモリーとして320キロバイトSRAMと1メガバイト混載DRAM(eDRAM)を搭載している。
最近のデジタルオーディオ機器は、USBコネクタやSDカードスロットを備え、他の機器から大量の音楽や画像データを取り込むシステムが普及している。このため、デジタルオーディオ機器では迅速な曲情報のデータベース化や検索機能、画像の表示機能が求められている。
新製品は、これらの要求に応えた高速なデータベース処理とDRAMなどの周辺デバイスを1チップに集積したもの。
高性能なCPUコアおよびバスアーキテクチャにより、最速の動作(144メガヘルツ)時には1千曲のデータベースを約30秒で構築できる。
SDカードホストコントローラは、SDA規格Ver2.00に準拠しており、CPRM技術を使用した著作権保護コンテンツを扱うことが可能だ。
電源電圧は、内部回路の1.1―1.3VとI/O回路用の3.0―3.6Vの2電源。パッケージは20×20ミリメートル角、LQFP144。
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