電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月1日090101_01 インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン 半導体集積回路 汎用リニアIC 一般産業用

マルチフェーズ方式にも対応可能なDC-DCコンバータ用コントロールIC「IR3513」


 インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン、東京都豊島区)は、DC―DCコンバータ用コントロールIC「IR3513」のサンプル出荷を開始した。

 基本設計を変えることなく、マルチフェーズ方式DC―DCコンバータの相(フェーズ)の数を変えられる同社独自のアーキテクチャ「XPhase」を採用している。

 1万個購入時の単価は2.25ドルとなっている。

 新製品は、ゲート駆動、電流の検出と均等分担、PWM(パルス幅変調)などの機能を内蔵する。

 複数のフェーズIC(IR3505、または同3507)と組み合わせて、マルチフェーズ方式DC―DCコンバータを構成することができるだけでなく、単独でシングルフェーズのDC―DCコンバータにも使用することができる。

 1相当たりのスイッチング周波数250キロヘルツ―1.5メ ガヘルツの範囲の時に、デジタルの相タイミング周波数を250キロヘルツ―9メガヘルツの範囲で、外付け部品なしで設定することができる。

 プラスマイナス0・5%の精度で、出力電圧を0.8―5.1Vの範囲に設定できる。

 このほか、過電圧保護、リモート・センス・ラインの検出と保護、制御ループ保護などを備える。

 マイクロプロセッサの電源仕様である「VR11.1」に対応する。バイアス電圧は6.8V(精度はプラスマイナス3.4%)、スイッチング周波数は250キロヘルツ―1.5メガヘルツ、パッケージは5ミリ角サイズの32ピンMLPQ。

 駆動回路の出力電流は、ハイサイドが吐き出し/吸い込みともに2A、ローサイドは吐き出しが2A、吸い込みが4Aとなっている。


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