081229_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月29日 |
081229_02 |
新日本無線 |
ユニット |
その他 |
移動体通信機器用 |
ワンセグチューナモジュール向け低雑音増幅器GaAsのMMIC「NJG1129MD7」
新日本無線は、ワンセグチューナモジュール向けの広帯域の低雑音増幅器(LNA)ガリウムヒ素(GaAs)モノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)「NJG1129MD7」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は100円。09年1月から、月産50万個規模で量産する。
新製品は、470―770メガヘルツのUHF帯に対応したLNA。同帯域で15デシベルの利得を実現する。同社は今年3月に、同帯域対応LNAとして利得10デシベル品(NJG1134HA8)などを発売済み。今回、利得15デシベル品の製品化で、ラインアップを拡充した。
携帯電話やカーナビなどでワンセグ放送対応が増える中、アンテナの内蔵化などで受信感度不足のため、高性能LNAへの要求が高まっている。今回、15デシベルを投入し、それら高利得ニーズへの対応を狙う。
GaAsHEMTプロセスを使用し、高い線形性(Pマイナス1デシベル〈IN〉=マイナス6.0dBm、IP3=プラス1.0dBm)と、低雑音性能(NF=1.4デシベル)を実現している。
また、放送局に近い地域などで発生する強電界入力時のアンプ歪みを防ぐため、内蔵LNAを介さないバイパス回路も搭載している。
動作電圧は2.8Vで、1.6ミリ角/高さ0.397ミリサイズのEQFN14―D7パッケージを採用している。
消費電流は、バイパス回路使用のローゲインモード時16マイクロA、ハイゲインモード5.0mA。ESD保護素子も内蔵している。 |