081126_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月26日 |
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シャープ |
ユニット |
センサーモジュール |
移動体通信機器用 |
モバイル機器向け非接触の物体検出用近接センサー2品種
シャープは、近接センサーに新規参入する。非接触で、検出物体が近づいたことを検出するセンサーだが、今後、携帯電話、DSCなどの搭載が急速に進むと予想しており、モバイル機器向けに絞り込んで、近接センサー事業を拡大していく。
まず、外形寸法4.0×2.0×1.2ミリの業界最小パッケージタイプ(検知距離20―150ミリ)と業界初の照度センサー機能搭載タイプ(外形寸法5.6×2.1×1.2ミリ、検知距離25―150ミリ)の2種類の近接センサーを12月26日から、量産を開始する。
既に海外の携帯電話の来春モデルに採用が決まっている。国内携帯電話など様々なモバイル機器に搭載を提案していく。
近接センサーをタッチパネル操作の携帯電話に搭載すれば、通話時に頬が液晶ディスプレイに触れて誤動作することを防いだり、通話中の液晶バックライトを消灯したりできる。
照度センサー機能搭載近接センサーを携帯電話に搭載すれば、照度センサー出力に応じて液晶バックライトを調光したり、ポケットなどに入れている時はタッチパネル/キー操作をロックしたり、液晶バックライトをオフしたりできる。携帯電話の着信時、通話時に携帯電話を耳から離すとスピーカホンに自動的に切り替えたり、テレビ電話に自動的に切り替えることが可能となる。
DSCに搭載すれば、ファインダをのぞいた時に液晶バックライトを自動的にオフしたり、オートフォーカスを自動的にオンしたりできる。
業界最小パッケージタイプは月産35万個、照度センサー機能搭載タイプは同25万個で量産をスタートさせる。生産は、同社測距センサー同様、中国の協力工場で行う。
発光素子のLEDと信号処理回路内蔵の受光素子OPICを独自の樹脂モールド技術で一体成型した。これまで業界では一体型近接センサーは13.69立方ミリが最小だったが、今回9.6立方ミリまで小型・薄型化した。
一体生計のため、ユーザーでの光学設計が不要。携帯電話搭載で液晶ディスプレイ部の消費電力を約半分、電池寿命を5%向上できることを確認している。I2Cインターフェイス対応のため、センサー出力をマイコンに直結できる。
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