高性能デスクトップPC向け「インテル　Core i7プロセッサー」

　インテルは１８日、高性能デスクトップＰＣ向けに新開発した「インテル　Ｃｏｒｅ　ｉ７プロセッサー」を発表した。処理の負荷に応じて性能を向上させる新技術の搭載などにより、消費電力を上げずに、ＰＣによるビデオ編集、リアルなゲーム体験、インターネット利用などの動作速度を最大４０％向上させたという。

　吉田和正社長は「デスクトップＰＣの最高性能を引き出すＣｏｒｅ　ｉ７プロセッサを利用した新しいアプリケーションを期待している」と話す。

　プロセッサ３種とチップセット１種が発表され、最も高性能の「Ｃｏｒｅ　ｉ７―９６５プロセッサー　エクトリーム・エディション」は、動作周波数３.２ギガヘルツ、価格１０万２５９０円（1000個受注時の単価）。

　新プロセッサは、新しいＮｅｈａｌｅｍ（ネハレム：開発コード名）プロセッサ・ファミリー最初の製品。４つの独立したコアのクロック速度を自動的に調整し、消費電力を増加させずにアプリケーションの処理速度を向上させる「ターボ・ブースト・テクノロジー」を搭載している。