081103_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月3日 |
081103_03 |
古河電工 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
通信インフラ用 |
50ギガヘルツ間隔対応の温度無依存型AWGモジュール
古河電気工業は、世界初となる50ギガヘルツ間隔対応温度無依存型AWGモジュールの量産ベースでの出荷対応に成功した。
同社は06年に、電源不要で屋外設置可能な温度無依存型AWGモジュールの商品化に世界で初めて成功し、国内のNGN(ネクスト・ジェネレーション・ネットワーク)システムなどに採用されている。
今回、通信トラフィック増加による伝送容量拡大やFTTH用WDM―PON導入に向け、コストダウンと省スペース化のために波長間隔を従来の100ギガヘルツ間隔の半分の50ギガヘルツ間隔とした温度無依存型AWGモジュールを開発、世界初の量産化を実現した。09年度には同モジュール合計で約10億円の売上高を目指す。
WDMによる伝送容量拡大のためAWGモジュールを2個使用する場合、従来の100ギガヘルツのAWGモジュールの使用では各AWGモジュールの波長を互いのすき間に当て込む必要がありインターリーバーという高価な部品が必要だった。
今回開発の50ギガヘルツAWGモジュールは、各AWGモジュールを安価なカプラで組み合わせるだけで済み、約30%の低コスト化が可能だ。インターリーバー不要で、約30%の省スペース化が図られる。マイナス30度―プラス70度Cの広い温度範囲で特性保証。温度無依存化による特性の劣化は全くない。40チャンネル以上の多チャンネルにも対応する。 |