電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月28日081028_05 佐鳥電機 ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般民生用

400メガヘルツ帯小電力無線電波を使用したセキュリティ用モジュール


 佐鳥電機(植田一敏社長)は、免許不要の400メガヘルツ帯小電力無線電波を使用したセキュリティ用モジュールを製品化、11月からプリセールを開始する。

 サンプル価格1万円(モジュール単体)。本格的な販売は09年4月からを予定している。年間100万個以上の販売が目標だ。

 新製品は双方向単信方式の多チャンネル対応の無線モジュールで、セキュリティ分野の標準規格「RCR・STD―30」に対応している。低電圧・低消費電力を特徴とし、間欠動作を行うことにより2400mAhのリチウム電池1本で10年以上の動作が可能だ。通信距離は見通しで300メートル以上。通信速度は4800bps。

 マイコンのPWM機能による音声出力ができる(音声合成用IC不要)。

 外形寸法は35×45ミリメートル(含む評価用ディップスイッチ)。量産時の外形寸法は、20ミリメートル角を予定する。顧客の開発用に、評価ボードも用意している。

 主な販売ターゲット分野は、火災警報器などの防災機器、ホームセキュリティ、非常通報システム、遠隔・制御など。

 同社は、今回の新製品小電力セキュリティ用モジュールをはじめ、ワンセグモジュールなど各種モジュール品や、トリガースイッチなどによる“佐鳥オリジナル商品”の拡販にも力を注いでいる。オリジナル商品の事業目標として10年度(11年5月期)には、07年度比約4.3倍の売上高170億円に置いている。


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