081020_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月20日 |
081020_03 |
アナログ・デバイセズ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
システム起動時の出力設定が可能なマルチ出力クロック・ジェネレータ2品種
アナログ・デバイセズ(ADI)は、システム起動時の出力設定が可能なマルチ出力クロック・ジェネレータ「AD9520」と「AD9522」を発表した。
差動LVPECL(低電圧ポジティブ・エミッタ結合ロジック)出力を持つ「AD9520」は量産出荷中。差動LVDS(低電圧差動信号)出力の「AD9522」はサンプル出荷中で、今月に量産出荷開始を予定している。
1000個受注時の単価(参考価格)は12.65ドルとなっている。
新製品は、システムの電源投入時やリセット時に設定条件に基づいた信号を得るためのプログラミングメモリーとして、512バイトEEPROMを内蔵している。
主要な機能として、1.4ギガヘルツから2.95ギガヘルツに同調するVCOやPLLを内蔵した。最高2.4ギガヘルツまでの外部の発振器を使用することも可能としている。
さらに、リファレンス信号損失時に出力周波数を保持するPLLホールド・オーバーモード、二つあるリファレンス入力ポート間でグリッジなく冗長構成を取る機能、入出力間の精密な位相整合を可能とするゼロ遅延機能を持つ。
出力はそれぞれ12個の差動出力を内蔵しているが、最高250メガヘルツで最大24個のシングルエンドCMOS出力構成も可能となっている。
パッケージは、9ミリメートル角の64ピンLFCSPで供給される。 |