081017_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月17日 |
081017_03 |
インテル |
ユニット |
記憶ユニット |
パソコン・OA機器・LAN用 |
HHDに比べ性能100倍の2.5インチSSD「X-25E エクストリームSATA SSD」
米インテルは15日、サーバー、ワークステーション、ストレージシステム向けの高性能2.5インチSSD(ソリッドステートドライブ)「X―25E エクストリーム SATA SSD」の出荷を開始したと発表した。同製品はIOPS(1秒間に可能なI/Oの回数)計測で、HDDに比べシステム性能を100倍向上させることができる。
「X―25E」は、線幅50ナノメートル技術によるシングルレベルセル(SLC)NAND型フラッシュメモリーをベースとする。インフラ、冷却、エネルギーコストを削減することで、HDDと比較して企業向けアプリケーションのTCO(総保有コスト)を5分の1以下に抑えることができるという。
現在出荷中の32ギガバイト製品は、4キロバイトのランダム読み取りで3万5千IOPS、4キロバイトのランダム書き込みで3300IOPS。読み取り待ち時間は75マイクロ秒。アクティブ時の電力は2.4Wで、ワット当たり最大1万4000IOPSを実現する。連続読み取り速度最大毎秒250メガバイト、連続書き込み速度は最大毎秒170メガバイトだ。
データアクセス最適化技術「Native Command Queuing」を備えた10チャンネルNAND型アーキテクチャを採用する。耐久性にも優れ、3年以上にわたって毎日最大3.7テラ(兆)バイト、合計で最大4ペタ(1000兆)バイトのデータ書き込みに対応する。
インテルは現在、「X―25E」の32ギガバイト版を量産出荷中だが、価格は1000個ロット時で695ドル。第4四半期中に64ギガバイト版のサンプル出荷を、09年第1四半期に量産出荷を、開始する計画だ。 |