081016_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月16日 |
081016_02 |
NECエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
自動車機器用 |
自動車運転支援システム向け画像認識並列プロセッサ「IMAPCAR2」4種類
NECエレクトロニクスは15日、自動車運転支援システムなど向け画像認識用並列プロセッサ「IMAPCAR2」を発表した。
従来品の3倍の処理性能(270GOPS)を誇る最上位品(IMAPCAR2―300)や、従来品と同等性能ながら価格を5分の1に抑えた製品(同―100、サンプル価格4千円)など4種類がある。
IMAPCAR2は06年の発売で、128個の演算ユニットを搭載した並列プロセッサ「IMAPCAR」の第2世代品。各演算ユニットの処理データ量を8ビットから16ビットに倍増し、同時実行命令数を4命令から5命令に増やすなどして高速化を実現。マルチプロセッサ動作機能も新搭載した。
最上位の同―300では、従来品では不可能だった本格的な歩行者認識が実現可能。ほかにナイトビジョンや標準認識程度の処理に対応する同―200(処理性能=170GOPS)や先行車認識とレーン逸脱警報などの認識処理に対応できる最も低価格な同―50(同=42GOPS)を用意。ハイエンド車だけでなく、小型車など幅広い自動車への採用を目指す。自動車への搭載は2011年頃以降を想定している。
|