低消費電力・小型レギュレータ500mA「MM344□□」と1A「MM342□□」

　ミツミ電機は、５００ｍＡと１ＡのレギュレータＩＣ２品種を開発、今月から千歳事業所（北海道千歳市）で量産を開始する。各月産５０万個を計画する。

　 新製品は、電子機器における低消費電力化・小型化の市場要求に対応したもので、５００ｍＡ品が「ＭＭ３４４□□」、１Ａ品が「ＭＭ３４２□□」。いずれも無負荷時消費電流は４５マイクロＡ、ＯＦＦ時の消費電流が０.１マイクロＡ。主な用途はＴＶ、ＤＶＤレコーダ、携帯機器。

　 ＭＭ３４４□□は、チップイネーブル機能を有し、さらに低消費電流化が可能だ。ＳＯＰ―７パッケージを採用。外形寸法は５.００×４.４０×１.５５ミリメートル（ユニット・端子含まず）。サンプル価格は２００円。

　 高電流を多く必要とする据置機器のほか、携帯電池などのユースアプリケーションなども対象に需要の拡大を見込む。

　 ＭＭ３４２□□は、高電流を必要とする据置機器に限らず携帯機器など電池ユースアプリケーションでの需要拡大を見込んでいる。

　 サンプル価格は３００円。パッケージは、外形寸法が２.００×１.８０×０.７５ミリメートル（ユニット）の「ＳＳＯＮ―６」と、５.００×６.２０×１.５５ミリメートルの「ＨＳＯＰ―８」の２タイプを用意している。