080918_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月18日 |
080918_03 |
東芝 |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
移動体通信機器用 |
世界最小のワンセグ受信用1チップLSI「TC90541WBG」と「TC90541WLG」
東芝は、携帯電話などのワンセグ対応携帯機器向けに、妨害波が強い環境下での受信感度向上と従来比48%の省電力化を実現した世界最小のワンセグ受信用ワンチップLSI「TC90541WBG」(標準タイプ)と「TC90541WLG」(低背タイプ)を開発、10月末からサンプル出荷を開始する。
サンプル価格はいずれも2千円。量産開始は09年度上期で、月150万個を予定している。
新製品は、地上デジタルテレビジョン放送伝送方式のARIB STD―B31規格に準拠したワンセグ放送受信用LSIで、同社のRFCMOSプロセスを用いて、デジタル放送波を受信するRFチューナ部とOFDM(直交周波数分割多重)復調訂正部の二つの回路をワンチップ化したもの。
独自の妨害波検出機能により、ワンセグ受信の妨げとなるTV地上波などの電波を感知し、必要な周波数だけを検出することで、受信感度の向上と低消費電力化を実現している。
パッケージは、WCSP60(0.4ミリメートルピッチ)で、オンボード実装に有利な標準タイプと小型チューナモジュールに搭載可能な低背タイプの2種類を用意し、携帯機器の多様な要求に応えることができる。
サイズは3.26ミリメートル角×0.61ミリメートル(標準タイプ)、3.26ミリメートル角×0.30ミリメートル(低背タイプ)となっている。
|