080911_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月11日 |
080911_02 |
ミツミ電機 |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
移動体通信機器用 |
実装面積19%低減のカメラ付き携帯電話内蔵フラッシュ用昇圧トランス「C4-T2.5R」
ミツミ電機は、カメラ付き携帯電話内蔵フラッシュ用に、同社従来品比で実装面積を19%低減した昇圧トランス「C4―T2.5R」を開発、量産開始した。サンプル価格は500円(消費税別)。ミツミフィリピンで、当初、月産30万個の量産を行う。
携帯電話に搭載されているカメラの内蔵フラッシュは、高画素化に伴って、指向性が優れた光源と高輝度化が求められる傾向にある。現状では、実装スペース面で優れた白色LEDを光源に使用するケースが主流だが、キセノン管を搭載するモデルも増加しており、小型昇圧トランスの需要が高まっている。
新製品は、こうしたニーズに対応して開発したもので、特徴は(1)巻線からげ端子と実装端子を分離した端子構造(断線対策)(2)Jベント端子構造により実装面積を低減(同社比19%低減)(3)フェライトコアの最適化設計による小型高効率化を実現(4)高結合巻線により高効率化を実現(同社比で効率3%向上)。
外形寸法は4.5×4.5×高さ2.5ミリメートル。許容電流1Amax。最大電力0.8Wmax。巻線間耐圧500V/1分間(絶縁破壊ないこと)。
携帯電話端末メーカーからは、既にキセノン管を搭載したモデルが販売開始されており、今後も海外市場を中心に需要拡大が見込まれていることから、同社では、海外携帯電話市場を中心に、内蔵フラッシュ用昇圧トランスのシェア拡大を目指す。
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