080903_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月3日 |
080903_04 |
ナショナル セミコンダクター |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
RF干渉の影響を低減するEMIフィルター内臓のオペアンプ「LMV381」など3種類
ナショナル セミコンダクター ジャパンは、RF(無線周波数)干渉の影響を低減するEMI(電磁波障害)フィルターを内蔵したオペアンプ3種「LMV381」「LMV382」「LMV384」の発売を発表した。
1000個一括購入時の単価はLMV381(オペアンプ1個内蔵)が66円、LMV382(同2個内蔵)が96円、LMV384(同4個内蔵)が132円。サンプル出荷は開始されており、量産品の出荷は今年第3四半期の予定。
このLMVxオペアンプ・ファミリーは、120デシベルという業界最高のEMI除去比(EMIRR)を提供し、EMIに起因するエラーを解消。高いEMI耐性により金属のシールド、フィルター、追加部品の必要性を最小限に抑え、製品開発時間の短縮と基板サイズの低減を実現する。
LMVxファミリーはわずか240マイクロAの電源電流で動作し、3メガヘルツのユニティ・ゲイン帯域幅を持つ。
CMOS入力、1mVの最大入力オフセット電圧、フルスイング出力段、グラウンドを含むコモンモード電圧範囲を特徴とする。
いずれも、93デシベルのCMRR(同相成分除去比)とPSRR(電源電圧除去比)を有する。また、200pFの容量性負荷に対しても安定性を維持し、マイナス40度―プラス125度Cの広い温度範囲を備えている。
パッケージはLMV381が5ピンのSC70、LMV382が8ピンのMSOP、LMV384が14ピンのTSSOP。
同社はオペアンプのEMI耐性評価支援のため、オペアンプの端子のRF干渉除去性能を定量化したEMIRR仕様を開発した。また、設計作業の迅速化のため、評価ボードを用意した。 |