080829_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月29日 |
080829_03 |
新日本無線 |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
デジタル情報家電用 |
AV機器向け音声明瞭度を向上させる搭載のデジタルシグナルプロセッサ「NJU26123」
新日本無線は、薄型テレビなどAV機器向けに、台詞(せりふ)などの音声明瞭度を向上させる各種機能を搭載したデジタルシグナルプロセッサ「NJU26123」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は500円で、9月から月産10万個で量産を始める。
薄型テレビは、スピーカを配置するスペースが限られ、十分な音声/音楽再生機能が得にくくなっている。NJU26123は、テレビの音声/音楽再生機能で最も重要な台詞の明瞭度を向上させることに重点を置いて設計・開発した。
台詞のニュアンスを重視した自然な3Dサラウンドを新たに開発し、台詞の明瞭度を向上させるために、センター成分をブーストするダイアログブースト機能を搭載した。
FIR(有限インパルス)フィルターで構成したハイパスフィルターとローパスフィルターにより高音域と低音域に分割し、それぞれ独立してダイナミックレンジ圧縮(DRC)を実施。これにより、センター成分の不要なDRCを避け、台詞の安定化を実現した。
このほか、10バンドのパラメトリックイコライザ(PEQ)とトーンコントロールを搭載し、製品に合わせた細かな音質調整ができる。
レギュレータを内蔵し、3.3Vの単一電源で動作可能。プロセッサ処理性能は24ビット64MIPS。パッケージは24ピンSSOP(6.5×6.4×1.15ミリ)を採用している。 |