080730_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月30日 |
080730_02 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
一般産業用 |
低消費電力に特化したDSPとアプリプロセッサ4商品群15品種
テキサス・インスツルメンツの日本法人、日本TI(山崎俊行社長)は29日、低消費電力に特化したDSPとアプリケーションプロセッサについて四つの製品群に関するロードマップを発表した。この新ロードマップに基づく新製品15品種を、08年第4四半期から今後1年をかけて順次、供給を開始する。
この日、発表された新ロードマップによる四つの製品群は、まず90ナノメートルプロセスによる業界最長のバッテリ寿命、従来品比2分の1の消費電力を実現する固定小数点DSPの「TMS320C550x」。
他の3製品群は、いずれも65ナノメートルプロセスによるもの。
浮動小数点DSPで従来品比3分の1の消費電力の「TMS320C674x」、低消費電力と高性能を両立したDSP「TMS320C640x」およびARM9ベースでマルチメディア性能と低消費電力性を備えたアプリケーションプロセッサ「OMAP―L1x」。
「従来は、プロセッサ性能を上げながら低消費電力化を図るのは難しかった。今回、TIが低消費電力に特化したロードマップによる新製品を開発することにより、開発者は医療機器、オーディオ機器、産業機器や新しいアプリケーションの開発を行う場合に高性能/高機能化とともに、低消費電力化を実現できる」(田口倫彰・執行役員)。 |