電波プロダクトニュース



080702_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
7月2日080702_01 エプソントヨコム 受動部品 発振子・共振子、振動子 一般産業用

基本波で共振周波数2.5ギガヘルツという高周波に対応しながら高い周波数安定度を達成したSAW共振子「NS-34R」


 エプソントヨコムは、SAW共振子の設計技術と超精密製造技術を融合し、基本波で共振周波数2.5ギガヘルツ という高周波に対応しながら、プラスマイナス200×10-6という高い周波数安定度を達成したSAW共振子「NS−34R」を開発した。08年度中の商品化を目指している。

  「NS−34R」は、2−port構造を持つ共振子で、発振回路を設計する上で重要なQ値が1000、挿入損失は6デシベルという優れた共振特性を持ち、さらにプラス10dBm以上の高電力の印加が可能だ。

  この「NS−34R」の特徴である高い周波数安定度を生かして発振器を構成した場合、低位相雑音特性、低ジッタ特性や、優れた発振信号の高速起動、低消費電力の提供が可能になる。

  サイズは3.8ミリメートル角×0.98ミリメートル。

  マイクロ波以上の周波数では、高周波、高精度クロックを必要とする無線通信や計測器などの用途で、アプリケーションの飛躍的な性能向上の実現に貢献する。

  今後は、「NS−34R」を使用したギガヘルツ帯の基本波発振周波数を出力可能とする、水晶SAW発振器や、電圧制御型水晶SAW発振器なども商品化する予定だ。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |