PCとUSB接続が可能で1軸での制御で通信速度が大幅に増加したデジタル位置制御ユニット「EPOS2　50/5」

　マクソンジャパン（東京都新宿区新宿５―１―１５、兼子純夫代表）はこのほど、ＰＣとＵＳＢ接続が可能な位置制御ユニットの新製品「ＥＰＯＳ２　５０／５」を発表した。同社のＥＰＯＳは、インクリメンタル・エンコーダ付きのＤＣモーターおよびブラシレスＤＣモーターを駆動可能なデジタル位置制御ユニット。

　今回の新製品は、ＵＳＢ接続端子を追加装備し、ＰＣとＵＳＢ接続が可能。１軸での制御では通信速度が大幅に増加。また、同期制御向けの「Ｉｎｔｅｒｐｏｌａｔｅｄ・Ｐｏｓｉｔｉｏｎ・Ｍｏｄｅ」も使用できる。

　電源電圧最大は５０Ｖになり、従来製品ＥＰＯＳの２４Ｖタイプと７０Ｖタイプの間のレンジをカバーする。

　主な仕様は、電源電圧は１１―５０ＶＤＣ。最大出力電流（１秒未満）１０Ａ、連続最大電流５Ａ。外形寸法１２０×９３.５×高さ２７ミリメートル。質量約２４０グラム。通信はＵＳＢ２・０（ｍａｘ．１２メガビット／ｓ）、ＣＡＮ（ｍａｘ．１メガビット／ｓ）、ＲＳ２３２（ｍａｘ．１１５２００ビット／ｓ）。改良された「オートチューニング」を搭載したＥＰＯＳグラフィカルユーザーインターフェイス。同期制御に最適なＩｎｔｅｒｐｏｌａｔｅｄ・Ｐｏｓｉｔｉｏｎ・Ｍｏｄｅ（ＩＰＭ）を追加した。

　各種マニュアルは、ＣＤ―ＲＯＭで同梱。最新版はホームページからダウンロード可能だ。参考価格は、８万２６００円（サンプル１―４個時）、５万１６００円（同５０―１４９個時）、３万２００円（同1000個時）となっている。
　 同製品は、きょう２５日から２７日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる機械要素技術展で展示・紹介される。