080530_07
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月30日 |
080530_07 |
サムスン |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
デジタル情報家電用 |
携帯用ナビ・デジタル写真フレーム・モバイルインターネット機器など向けARMコアのアプリケーションプロセッサ
韓国のサムスン電子は、携帯用ナビゲーション機器(PND)やデジタル写真フレーム(DPF)、モバイル・インターネット機器(MID)など、現在、急速に市場が拡大している3つの民生電子分野をターゲットとしたアプリケーション・プロセッサ(AP)を発表した。これを利用することで、設計者は次世代の民生電子機器を、最適化された部材コストで迅速に市場投入できる、とサムスンは説明する。
新APファミリーは、次世代のマルチメディア、グラフィック重視のモバイル民生電子機器開発を促進するよう設計されている。これを利用すれば、開発者は無線通信や位置情報サービス、静止画および動画撮影、ゲーム、音楽・映像再生、モバイルテレビ、3Dグラフィックスなど魅力的な次世代機能を、1個のデジタル機器に組み込めるようになる。
サムスンのAPにプロセッサコアを提供した英ARMのマーケティング担当、イアン・ドリュー副社長は「優れたパートナー企業としてサムスンは、高品質マルチメディア機能と低消費電力を実現する最新のARMプロセッサをベースに、完全なSoCアーキテクチャ・ソリューションを設計エンジニアに提供する」と述べた。
サムスンは、世界のトップクラスのPNDメーカーに過去4年間、APを供給。PND向けプロセッサ市場では、シェア約60%を獲得するリーダー企業だ。PNDは今後、ますます高機能化が進むとともに需要が拡大。また、DPF、MIDも大幅な市場拡大が見込まれている。
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